カルロス・ゴーンについて

カルロス・ゴーン被告逮捕から今まで

日産自動車株式会社の前会長カルロス・ゴーン被告(64)が昨年の11月、役員報酬を過少申告した有価証券報告書の虚偽申告により得た金を私的に利用していた、という疑いから、金融商品取引法違反の容疑で逮捕された。事件の発覚から二か月近く経過したが、カルロス・ゴーン被告側と原告側の議論はいまだ平行線となっている。

現在もゴーン被告の勾留は東京拘置所にて続いている。ゴーン被告は体にトラッキング用のGPSを装着するといった、あらゆる条件を吞むとしたうえでの保釈を要求しているものの、東京地裁は二度目の保釈請求を却下するととの意向 を先日明らかとした。

ゴーン被告の妻キャロル氏もゴーン被告に対する拘置所での不当な扱いに対する声明を出しており、強く心配していると述べている。キャロル氏は、夫であるゴーン被告は拘置所内で高熱を出しているものの、医師によるケアが受けられていないとして、東京拘置所側の対応に対して激しい非難をしている。

家族およびゴーン被告本人は一貫してゴーン被告の無実を主張しているものの、自体は終始平行線をたどっている。

カルロス・ゴーン被告の勾留はさらに長期化する模様

東京拘置所に勾留されてからすでに二か月余り経過しているが、ゴーン被告の勾留はさらに長期化するものと考えられる。今後の展開は不明だが、自体が長期化することは避けられそうにない。