阪神大賞典の歴史|過去68回のレース、コース紹介全て紹介

hanshin daisyouten
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創設当初は、阪神競馬場の芝2000mで行われてきましたが、その後何度か距離が変更されてきましたが、1974年から芝3000mで実施されています。

外国産馬の出走は1978年から、地方競馬所属馬は1995年から出走可能になり、2002年から国際競争に指定され外国馬も出走可能になりました。

天皇賞(春)のステップレースに指定されています。

阪神大賞典のコース紹介

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阪神大賞典でのみ使用されるコースです。

内回りコースを使用し、コースを約1周半以上走ります。

2コーナー出口付近からのスタートで、1コーナーまでの距離は約360m。

3コーナーまでは先行争いのためペースは上がりやすく、3~4コーナーのカーブは内回りにしてはゆったりとしています。

最後の直線は356.5m(コースA)。

コースの起伏は、残り800m付近から直線の半ばにかけて緩やかな下り勾配が続き、ゴール前の急坂につながるレイアウト、この上り坂は高低差こそ1.8mですが、勾配は1.5%となかなかキツイ。

コース1周距離幅員直線距離高低差
1689m24~28m356.5m1.9m
1713.2m20~25m359.1m1.9m

阪神大賞典の賞金

1着6700万円

2着2700万円

3着1700万円

4着1000万円

5着670万円 

阪神大賞典の歴史

*1953年 4歳以上の馬による重賞レースとして創設。阪神競馬場の芝2000mで施行。

*1978年 混合競走になり、外国産馬が出走可能。

*1984年 グレード制施行によりGⅡに格付け。

*1987年 開催季節変更。(12月 ⇒ 3月)

*1995年 地方競馬所属馬も出走可能。

*2001年 馬齢表記を国際基準へ変更、出金条件を4歳以上に変更。

*2002年 国際競争に指定され外国調教馬が出走可能。

*2014年 1着馬に天皇賞(春)の優先出走権付与。

*2020年 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客競馬として開催。

阪神大賞典の歴代優勝馬

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手
第1回1953年12月6日阪神2000mコウラン牡32:05 2/5土門健司
第2回1954年12月12日阪神2000mヒヤキオーガン牡32:04 1/5佐藤勇
第3回1955年12月25日阪神2000mセカイオー牡32:06 0/5島崎宏
第4回1956年12月2日阪神2000mダイナナホウシユウ牡52:04 1/5上田三千夫
第5回1957年11月3日阪神2200mトツプラン牡32:17 1/5栗田勝
第6回1958年11月3日阪神2200mカツラシユウホウ牡32:20 0/5蛯名武五郎
第7回1959年11月3日阪神2200mトキツヒロ牡32:21.7大根田裕也
第8回1960年10月30日阪神2200mヤマニンモアー牡32:16.1浅見国一
第9回1961年12月17日阪神2200mヘリオス牡42:22.9大久保正陽
第10回1962年12月16日阪神2200mモトイチ牡32:21.6須貝彦三
第11回1963年12月15日阪神2200mヒカルポーラ牡42:19.2高橋成忠
第12回1964年12月20日阪神2200mコウタロー牡42:17.7武邦彦
第13回1965年12月19日阪神3100mチトセオー牡33:19.2湯浅三郎
第14回1966年12月18日阪神3100mリユウフアーロス牡33:16.0宮本悳
第15回1967年12月17日阪神3100mフイニイ牡33:17.4保田隆芳
第16回1968年12月29日阪神3100mムオー牡43:17.9大根田裕也
第17回1969年12月28日阪神3100mダテハクタカ牡33:14.5宇田明彦
第18回1970年12月27日阪神3100mスピーデーワンダー牡43:18.5栗田勝
第19回1971年12月26日阪神3100mスインホウシュウ牡33:23.2安藤正敏
第20回1972年12月24日阪神3100mハマノパレード牡33:27.7吉岡八郎
第21回1973年12月23日阪神3100mディクタボーイ牡33:12.7高橋成忠
第22回1974年12月22日阪神3000mクリオンワード牡43:06.0安田伊佐夫
第23回1975年12月21日阪神3000mロングホーク牡33:08.3久保敏文
第24回1976年12月26日阪神3000mホクトボーイ牡33:14.2久保敏文
第25回1977年12月25日阪神3000mタニノチェスター牡53:07.5久保敏文
第26回1978年12月24日阪神3000mキャプテンナムラ牡33:13.5飯田明弘
第27回1979年12月23日阪神3000mファインドラゴン牡33:09.3南井克巳
第28回1980年12月21日京都3000mグレートタイタン牡53:12.5田原成貴
第29回1981年12月20日阪神3000mアリーナオー牡33:09.6武邦彦
第30回1982年12月26日阪神3000mハンキイナリ牡63:13.6南井克巳
第31回1983年12月25日阪神3000mシンブラウン牡33:04.9岩元市三
第32回1984年12月2日阪神3000mシンブラウン牡43:07.5岩元市三
第33回1985年12月1日阪神3000mニシノライデン牡43:06.8伊藤清章
第34回1986年11月30日阪神3000mメジロボアール牡33:06.1村本善之
第35回1987年3月15日阪神3000mスダホーク牡53:10.3田村正光
第36回1988年3月13日阪神3000mタマモクロス牡43:12.1南井克巳
ダイナカーペンター牡4(同着)加用正
第37回1989年3月12日阪神3000mナムラモノノフ牡43:07.4岡富俊一
第38回1990年3月11日阪神3000mオースミシャダイ牡43:10.1松永昌博
第39回1991年3月10日中京3000mメジロマックイーン牡43:07.3武豊
第40回1992年3月15日阪神3000mメジロマックイーン牡53:13.5武豊
第41回1993年3月14日阪神3000mメジロパーマー牡63:09.2山田泰誠
第42回1994年3月13日中京2800mムッシュシェクル牡62:55.2藤田伸二
第43回1995年3月12日京都3000mナリタブライアン牡43:08.2南井克巳
第44回1996年3月9日阪神3000mナリタブライアン牡53:04.9武豊
第45回1997年3月16日阪神3000mマヤノトップガン牡53:07.2田原成貴
第46回1998年3月22日阪神3000mメジロブライト牡43:09.3河内洋
第47回1999年3月21日阪神3000mスペシャルウィーク牡43:13.4武豊
第48回2000年3月19日阪神3000mテイエムオペラオー牡43:09.4和田竜二
第49回2001年3月18日阪神3000mナリタトップロード牡53:02.5渡辺薫彦
第50回2002年3月17日阪神3000mナリタトップロード牡63:07.9渡辺薫彦
第51回2003年3月23日阪神3000mダイタクバートラム牡53:05.9武豊
第52回2004年3月21日阪神3000mリンカーン牡43:08.4武豊
第53回2005年3月20日阪神3000mマイソールサウンド牡63:06.2本田優
第54回2006年3月19日阪神3000mディープインパクト牡43:08.8武豊
第55回2007年3月18日阪神3000mアイポッパー牡73:08.3武豊
第56回2008年3月23日阪神3000mアドマイヤジュピタ牡53:08.7岩田康誠
第57回2009年3月22日阪神3000mアサクサキングス牡53:13.2四位洋文
第58回2010年3月21日阪神3000mトウカイトリック牡83:07.3藤田伸二
第59回2011年3月20日阪神3000mナムラクレセント牡63:04.4和田竜二
第60回2012年3月18日阪神3000mギュスターヴクライ牡43:11.8福永祐一
第61回2013年3月17日阪神3000mゴールドシップ牡43:05.0内田博幸
第62回2014年3月23日阪神3000mゴールドシップ牡53:06.6岩田康誠
第63回2015年3月22日阪神3000mゴールドシップ牡63:05.9岩田康誠
第64回2016年3月20日阪神3000mシュヴァルグラン牡43:05.8福永祐一
第65回2017年3月19日阪神3000mサトノダイヤモンド牡43:02.6C.ルメール
第66回2018年3月18日阪神3000mレインボーライン牡53:03.6岩田康誠
第67回2019年3月17日阪神3000mシャケトラ牡63:06.5戸崎圭太
第68回2020年3月22日阪神3000mユーキャンスマイル牡53:03.0岩田康誠

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