
フサイチリシャールが勝った第1回めから強豪ぞろいのメンバーが顔をそろえている。第4回、第5回、は高松宮記念連続勝利のキンシャサノキセキが、第6回、第7回は、サンカルロが、第8回、第9回は日豪GⅠ馬となるリアルインパクトが、それぞれ連覇を達成。
2017年は、引退レースとなった皐月賞馬のイスラボニータがレースレコード1分19秒5で有終の美を飾りました。
阪神カップの歴史
・2006年 3歳以上の馬による重賞競走(GⅡ)として創設。
・2007年 日本のパート1国昇格に伴い、格付表記をJpnⅡに変更。
・2009年 外国調教馬の出走枠が9頭に拡大。
・2012年 有馬記念の翌日に近代競馬150周年記念の副称を付けて開催される。本年最後のJRA重賞競走として開催。
・2013年 本年も前年同様に有馬記念の翌日に本年最後のJRA重賞競走として開催。
阪神カップ賞金
1着 6700万円
2着 2700万円
3着 1700万円
4着 1000万円
5着 670万円
阪神カップでの競走条件
出走資格: サラ系3歳以上
・JRA所属馬
・地方競馬所属馬(2頭まで)
・外国調教馬(9頭まで、優先出走)
負担重量: 定量3歳56kg、4歳以上57kg、(牝馬2kg減
コース紹介
サイズは標準的で決して小さいわけではではない(直線の長さは356.5m)だが外回りより紛れが生じにくい、馬の実力がストレートに反映されるコースです。
ただし幅員はそれほどひろくなく、コースの設定は、A・Bのみ馬場の傷みは進行しやすい、雨天の天候の場合は、このことを頭に入れておきましょう。
コースの起伏は残り800m地点から、直線の真ん中あたりにかけて緩やかな下り勾配がが続き、ゴール前の急坂につながる配置。
この上り坂は高低差こそ1.8mながら、勾配は1.5%となかなかキツイ構成になっています。
阪神競馬場芝コース(内回り)
コース | 1周距離 | 幅員 | 直線距離 | 高低差 |
A | 1689m | 24~28m | 356.5m | 1.9m |
B | 1713.2m | 20~25m | 359.1m | 1.9m |
阪神カップ歴代優勝馬
コースは、芝1400mです。
回数 | 施行日 | 競馬場 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 |
第1回 | 2006.12.17 | 阪神 | フサイチリシャール | 牡3 | 1:20.6 | 福永祐一 |
第2回 | 2007.12.16. | 阪神 | スズカフェニックス | 牡5 | 1:20.6 | 武 豊 |
第3回 | 2008.12.21 | 阪神 | マルカフェニックス | 牡4 | 1:21.6 | 福永祐一 |
第4回 | 2009.12.10 | 阪神 | キンシャサノキセキ | 牡6 | 1:20.4 | M.デムーロ |
第5回 | 2010.12.18 | 阪神 | キンシャサノキセキ | 牡7 | 1:20.3 | C.スミヨン |
第6回 | 2011.12.17 | 阪神 | サンカルロ | 牡5 | 1:20.5 | 吉田豊 |
第7回 | 2012.12.24 | 阪神 | サンカルロ | 牡6 | 1:21.0 | 吉田豊 |
第8回 | 2013.12.23 | 阪神 | リアルインパクト | 牡5 | 1:21.4 | R.ムーア |
第9回 | 2014.12.27 | 阪神 | リアルインパクト | 牡6 | 1:20.7 | W.ビュイック |
第10回 | 2015.12.26 | 阪神 | ロサギガンティア | 牡4 | 1:21.4 | M.デムーロ |
第11回 | 2016.12.24 | 阪神 | シュウジ | 牡3 | 1:21.9 | 川田将雅 |
第12回 | 2017.12.23 | 阪神 | イスラボニータ | 牡6 | 1:19.5 | C.ルメール |
第13回 | 2018.12.22 | 阪神 | ダイアナヘイロー | 牡5 | 1:21.1 | 菱田裕二 |
第14回 | 2019.12.21 | 阪神 | グランアレグリア | 牡3 | 1:19.4 | C.ルメール |
本年開催予定日
2020年12月26日(土曜日)
阪神競馬場へのアクセス

所在地 兵庫県宝塚市駒の町1番地の1
・大阪・神戸方面からは、阪急電車、阪急大阪梅田駅から阪急神戸線で約30分、阪急三宮駅から約25分。ともに西宮北口駅で阪急今津線に乗り換えて宝塚方面へ、仁川駅から専用地下道、専用通路(サンライトウォーク)で徒歩5分。
・駐車場 JRA直営駐車場 料金2000円 (場外発売時 1000円)
駐車場は、大きくないので公共交通機関を利用されることをお勧めします。